令和5年度寄附総額
令和5年度寄附件数
令和5年度目標寄附金額
~ 教育は国家百年の計、学術研究の振興こそ教育の源泉 ~
我が国の大学、短期大学、高等専門学校(以下、大学等)の78%は私立学校です。学生数の割合としては、73%の学生が私立大学等で日夜勉学に励んでいます。我が国の学術研究の発展と有為な人材の輩出の多くを私立大学等が担っており、その私立大学等における学術研究の向上に資することを目的として、「学術研究振興基金」は設立されました。本基金は、日本経済団体連合会、経済同友会、日本工業倶楽部をはじめとする経済団体や、企業等法人、個人の有志などからの寄附金を原資とした「運用果実型基金」です。ご支援いただいた寄附金は基金に組み入れ、その運用益を「学術研究振興資金」として、私立大学等が取り組む社会的要請の強い優れた学術研究に助成する仕組みとなっています。ご支援いただきました皆様のお気持ちを、ファンドとして長期に運用し、その果実を継続的に、次世代の学術研究の応援へ繋げていきます。私たちの未来は、学術研究が支えます!未来への投資「学術研究振興基金」にご支援をお願いいたします。
◎「学術研究振興資金」は、私立大学等における学術研究のための設備の取得費・維持費、その他学術研究に要する経費を対象として、「学術研究振興基金」の運用益を原資に助成を行っています。
◎助成対象は、私立大学等(私立大学等が付置する研究所の研究を含む)に所属する研究者(教職員)が2人以上で行う共同研究で、過去に1年以上の研究実績があるものとなります。人文・社会科学(「人文・社会科学系」)、自然科学(「理工系、農学系」「生物学系、医学系」)のあらゆる研究分野の応募が可能です。採択にあたっては、特色があり、社会的貢献度の高い研究を優先しています。
◎2023(令和5)年度は、選考委員会で審議・採択された37件の研究課題に対して、総額8,060万円の資金を交付しました。第1回からこれまでに、のべ3,494件の研究課題に対し、81億9,018万円の資金を交付してきました。 (1976~2023年5月末実績)
◎特定公益増進法人に対する寄附として、税制上の優遇措置があります。
◎一定金額以上のご支援により、紺綬褒章の推薦対象となります。